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「Windows 11なら安心」が10月13日で終わる。24H2サポート終了まで残り67日、大分の中小企業が今すぐ確認すべき3つのこと

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「Win10の移行はやっと終わった。Win11にしたから、しばらくは安心」——そう思っていた社長・IT担当者の方に、少し嫌な話をしなければなりません。実はWindows 11そのものではなく、その中の「バージョン」にも期限があります。しかも次の期限は、あと約2ヶ月後です。


Windows 11 24H2のサポート終了は2026年10月13日

Microsoftは2026年7月中旬、Windows 11 バージョン24H2のサポートを2026年10月13日で終了すると通知しました。10月13日以降、Home / Pro / Pro for Workstations / Pro Education エディションではセキュリティ更新プログラムが配信されなくなります。今日(2026年8月7日)から数えて、残り約67日です。

「Windows 11を入れてあるなら大丈夫」と考えている会社ほど、実は危ないタイミングです。Windows 11は「11のまま」でも、バージョン(23H2 / 24H2 / 25H2など)ごとに個別のサポート期限が設定されています。24H2のサポートが切れたPCは、たとえWindows 11 のロゴがついていても、新たな脆弱性が見つかっても修正プログラムが降ってこない状態になります。

もう一段面倒なのは、24H2の一つ前の23H2のサポートは、それより早く2025年11月11日で既に終了していることです。「うちのPC、そもそも23H2のままだった」という会社は、この10ヶ月間、セキュリティ更新がまったく当たっていないことになります。この機会に、Win11のバージョンまで含めた棚卸しをしておく必要があります。

なお、Windows 11 Enterprise / Educationエディションの24H2は2027年10月12日までサポートされます。ここで話しているのは、多くの中小企業で使われているHome / Proの話です。


Windows 11のバージョンごとのサポート期限を整理する

まず、自社のPCがどのバージョンで、いつまで安全に使えるのかを、社長・IT担当者の頭の中で一度整理しておきましょう。

Windows 11のバージョンエディションサポート終了日
23H2Home / Pro2025年11月11日(既に終了
24H2Home / Pro2026年10月13日
25H2Home / Pro2027年10月頃
24H2Enterprise / Education2027年10月12日
25H2Enterprise / Education2028年10月頃

25H2は、24H2と同じコードベースをベースにした「有効化パッケージ(eKB)」方式の更新で、大がかりな入れ替えではなく、比較的軽量なアップデートで移行できるように設計されています。ただし「軽い」といっても、業務用PCで無計画に一斉更新するのは避けるべきです。ドライバーやアプリの互換性でつまずくケースは、毎年一定数あります。

「Win11なら自動で更新される」の落とし穴

家庭用PCなら、25H2はWindows Updateから順次配信され、放っておいても更新されていきます。しかし、Intune / Active Directory / MDMなど、IT部門の管理下にあるPCは、この自動配信の対象外です。管理者が明示的に配信をかけない限り、25H2は降ってきません。

これは「勝手にアップデートされて業務が止まる」事故を防ぐための正しい仕組みですが、裏を返すと「誰も配信をかけていなかった」ままだと、10月13日に24H2のまま置き去りにされます。よくある事故パターンです。


残り2ヶ月で、大分の中小企業がやるべき3つの確認

「ではうちの会社は何をすればいいのか」を、社長・IT担当者向けにチェックリスト化しました。1つずつ潰していってください。

確認1:自社PCの「バージョン」をまず棚卸しする

  • 「Windows 11 が入っている台数」だけでなく、「23H2 / 24H2 / 25H2」の内訳まで把握しているか
  • 23H2のまま残っているPCは何台あるか(あるとすれば、既に10ヶ月間セキュリティ更新なしで使っています)
  • Enterprise / Pro / Homeエディションの内訳は把握しているか
  • バージョン確認方法:Windowsキー + R →「winver」と入力して実行

確認2:25H2への更新スケジュールを立てる

  • 全台一斉ではなく、まずパイロットPC(数台)で25H2を検証してから展開する計画になっているか
  • 業務で使う会計・販売管理・受発注などの基幹アプリが、25H2で動作保証されているかベンダーに確認済みか
  • 検証で問題が出た場合、10月13日までに解決できる余裕を見込んだスケジュールになっているか
  • 検証・展開の担当者と作業時間(=業務停止時間)が決まっているか

確認3:「25H2に上げられないPC」の逃げ道を用意する

現実には、古い業務アプリの都合でどうしても25H2に上げられないPCが出てきます。その場合の選択肢は3つです。

  1. エディションを上げる(Home/Pro → Enterprise):24H2のサポートを2027年10月12日まで延ばせますが、ライセンス費用と契約形態の見直しが必要です
  2. ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)を購入する:移行完了までの時間を金で買うオプションです。年ごとの購入で、費用は決して安くありません
  3. 10月13日以降はネットから隔離して使う:スタンドアロン用途に用途を絞り、社内LANや外部からも切り離す運用に切り替えます

いずれも一長一短で、「どのPCをどの選択肢に振り分けるか」を、業務影響と予算を見ながら経営判断する必要があります。IT担当者ひとりで決められる話ではありません。


まとめ

Windows 11 24H2のサポート終了は2026年10月13日、残り約67日です。「Win11に移行済み」の会社ほど「うちは大丈夫」と油断しがちですが、バージョン別のサポート期限は容赦なくやってきます。今から棚卸し・検証・展開・例外PCの経営判断まで進めれば、まだ間に合います。10月に入ってから慌てると、業務停止と選択肢の両方が失われます。

大分でこの手の「バージョン棚卸し」「25H2への段階展開の設計」「例外PCの落としどころ」を、社長とIT担当者が一緒に整理したい——そんなときは、Co-Labの壁打ちセッションが役に立ちます。「うちの規模で、どこまでやるべきか」の温度感から一緒に決めていきましょう。


参考:PC Watch「Windows 11 24H2サポート終了まで90日切り。早めに25H2への更新を」(2026年7月)、Microsoft Learn「Windows 11 リリース情報」、Microsoft Support「Windows 11バージョン 25H2 更新履歴」