経営の壁打ち相手、あなたには何人いますか?
「社長は孤独だ」とよく言われます。その孤独の正体は何か。それは「本音で経営を話せる相手がいない」ことではないでしょうか。
社長が「本音で話せない」理由
社長には、さまざまな利害関係者がいます。
- 社員: 不安を与えたくないから、迷っている段階では話せない
- 取引先: 経営の内情を見せるのはリスクがある
- 銀行: 弱みを見せると融資に影響するかもしれない
- 家族: 心配をかけたくない
結果として、社長は重要な経営判断を「一人で」抱え込むことになります。
壁打ち相手とは何か
壁打ち相手とは、自分の思考を整理するための対話相手です。答えをくれる人ではなく、考えを深めるための問いを返してくれる人のことです。
テニスの壁打ちと同じで、ボール(アイデアや悩み)を投げると、壁(相手)が跳ね返してくれる。その繰り返しで、自分の思考が研ぎ澄まされていきます。
壁打ち相手に向いている人、向いていない人
向いている人
- 利害関係がない
- 経営・事業・ITなど複数の視点を持っている
- 「それはいいですね」より「その前提、合ってますか?」と返せる
- 守秘義務を守れる
向いていない人
- 自分の意見を押し付けてくる
- 同じ業界で利害が絡む
- 表面的な共感しかしない
- 答えを出すことを急ぎすぎる
壁打ち相手は何人いればいいか
理想は 2〜3人 です。
1人だと、その人の視点に引っ張られすぎます。多すぎると意見がバラバラになり、かえって迷います。異なる専門性を持つ2〜3人と定期的に対話することで、多角的に思考を整理できます。
壁打ちセッションの具体的な使い方
株式会社コラボでは、社長・経営幹部の方を対象に壁打ちセッションを提供しています。以下のような場面でご活用いただいています。
- 新規事業のアイデアを言語化したい
- 重要な経営判断の前に、思考を整理したい
- 採用・組織づくりについて、客観的な意見が聞きたい
- DX・IT投資の優先順位を整理したい
「まだ話せるレベルじゃない」という段階こそ、壁打ちの出番です。